TINKER KIDS これからの時代を生き抜く、クリエイティブな子どもたちを育てます。無料体験受付中! TEL: 0254-28-7717

ごあいさつ

はじめまして!TINKER KIDS代表の石黒です。このページでは、私がこの塾を始めたきっかけや思いについて説明させていただきます。少し長くなりますが、お付き合いください。

TINKER KIDSってどういう意味?

「TINKER」というのはあまりなじみのない言葉かと思いますが、日本語にすると、「あれこれいじくり回す」ですとか、「試行錯誤する」というような意味になります。ですので、「TINKER KIDS」は「試行錯誤する子どもたち」といった意味になります。

試行錯誤の大切さ

普通、学習塾というところは、子どもたちが試行錯誤をする機会はあまりありません。子どもたちは、テストでよい点数をとるためのマニュアルを覚えるよう指導されることが一般的です。

しかし、私は長年塾講師をしながら、本当にこのような指導が子どもたちの将来に役に立っているんだろうか、と疑問を持っていました。

というのも、大人になって働くようになると、「正解」や「やり方」というのは、学校のテストのように一つに決まっているわけではありません。ですので、マニュアルを覚えてその通りに作業するだけでは物足りなくて、もっといい方法があるんじゃないかと試行錯誤しながらやり方を改善していったり、時には発想を変えて、新しいものをイメージしてそれを試行錯誤しながらカタチにしていったり、というようなことが大切になってきます。私は学習塾でも、そういう力を子どもたちにつけさせることができないだろうか、と考えていました。

プログラミングと試行錯誤

そんなとき、小学校でプログラミング教育が必修化されるというニュースを聞き、どういうものなんだろうと子ども向けのプログラミングツールをいじってみたところ、これが非常に面白い。プログラミングって何ができるのかといいますと、ゲームを作ったり、アニメを作ったり、アプリを作ったりできるんですが、これも、「正解」や「やり方」が一つに決まっていないんです。ですから、もっと面白い作品にするにはどうしたらいいだろう、もっと人に喜んでもらう作品にするにはどうしたらいいだろう、というようなことを、ああでもない、こうでもないといろいろ試行錯誤できる余地があるんです。試しに当時の生徒たちにやらせてみたところ、食いつきも非常にいい。「勉強なんかやりたくない!」なんて言ってる子どもでも、「やりたいやりたい!」と言って目を輝かせて取り組んでくれます。子どもたちにとっても、ただマニュアルを覚えることよりも、何か作品を作ることの方が、断然楽しいんですよね。そして、子どもたちのそんな様子を見て、プログラミングを軸とした新しい形の学習塾を始めたいと思うようになったんです。そして塾の名前は、子どもたちに思う存分試行錯誤してほしい、という思いをこめて、「TINKER KIDS」と名付けました。

「訓練型教育」から「創造型教育」へ

私はかつて首都圏の大手中学受験塾で小学生を指導していました。首都圏の小学生は3、4年生くらいから塾に通いはじめ、膨大な量の知識と解法を暗記するよう強いられています。最初は私も良かれと思って彼らに熱血指導をしていたのですが、次第に「もったいない」と思うようになりました。恐らく人生で一番頭が柔らかく、何でも吸収できるこの時期に、ひたすら点数を取るためのテクニックを磨くために時間を費やすなんて!子どもたちは素直ですから、みっちり訓練をすれば大人もびっくりするような結果を出すことができます。しかし、それと同時に子ども本来の伸びやかな発想や創造力が奪われていっているような気がしてきたのです。そこで私は、いわゆる受験産業からは足を洗い、子どもたちの自由な創造力を伸ばすような学習塾を作ることを決意しました。

創造する過程で学ぶ意欲が湧いてくる

「創造力を伸ばすのはいいけれど、肝心の学力が心配で。。」とお考えになる方も多いかと思います。しかし、創造力と学力は、決して無関係ではありません。一例を挙げますと、プログラミングで本格的なゲームを作るには、中学や高校で習う「座標」や「三平方の定理」、「三角関数」などの知識が必要になってきます。何の前提もなくこれらの内容を教えても、興味を持つ子どもはあまりいないと思いますが、ゲームを作るのに役立つとなると、子どもたちは俄然勉強したがります。これは大人でも同じだと思います。何か夢中になって作っているものがあって、勉強すればもっと良いものや面白いものが作れると分かったなら、学ぶ意欲は自然と湧いてくるのです。そして、そのようにして学んだことというのはしっかり子どもたちの中に残って蓄積していきます。それはちょうど、中学受験を終えた子どもたちが、せっかく覚えた膨大な知識をどんどん忘れていくのと対照的に。。

子どもたちに伝えたいこと

私がこの塾で子どもたちに伝えたいことは何かというと、「試行錯誤しながら何かを作り上げていくのは、とっても楽しいことだよ」ということと、「自分で考えて作ったもので人に喜んでもらうのは、とっても嬉しいことだよ」ということです。子どものうちにそうしたことを体験し、理解しておけば、大人になって働くようになってからも、ただ言われたことだけやる、というのではなくて、自分からどんどん試行錯誤をして何かを改善していったり、新しいものをどんどん提案してカタチにしていったりするような、クリエイティブな人材に育っていくのではないかと思います。そしてこれからの時代は、そういった人材が活躍するようになると考えています。

TINKER KIDS 代表

石黒達也

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